寺本明夫先生の訃報
寺本明夫先生が亡くなられたという連絡を受けた。(中日新聞の記事)学生のときにシゾフィランという高分子のマイクロ波誘電測定のお手伝いをして以来、ご交誼をいただいた。緻密で厳しい研究スタイルを持っておられたが、ご自身は小柄で温和な紳士であった。米国でのポスドクの仕事を紹介していただいたり、結婚式で乾杯の音頭をとっていただいたりした。まさに私にとっての大恩人である。
寺本先生とは不思議とご縁があり、私が立命館大学に来たとき、寺本先生もこの大学でチェアプロフェッサーとして研究を継続されていた。しかも実験室がテクノコンプレックスという同じ建物の中にあった。先生の研究室を訪ねると、自ら器具を手にとって実験をされており、楽しそうに新しい成果を聞かせくださった。根っからの研究者なのだと思った。願わくば私もかくありたい。心からご冥福をお祈りする。
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