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2006年1月21日 (土)

干し柿

kaki-c2右は妻の父が作った干し柿。もちろん私の好物である。ぐにゃぐにゃした食感とともに、じわりと広がる甘味がたまらない。

渋柿の皮をむいて紐にくくりつけ、軒先などに吊るしておくと干し柿ができる。渋柿の渋みは、カキタンニンという水溶性分子が原因で、これが唾液に溶けると舌の味覚細胞を刺激して渋く感じるのだそうだ。しかし干すことで水に溶けにくい分子構造になって、渋味がなくなる。その上、水分が蒸発して糖などの果肉の成分が濃縮されておいしくなる。

渋柿というのはどんなに我慢強くても食べられるものではない。私は子供のころ、山に生っていた小さな柿の実をとってその場で口に入れたら、渋柿だったという経験がある。まるで口の中一面に苔が生えたような異物感があって、うまいとかまずいとかいうものとは次元が異なる。しかも、水を飲んでも舌の表面を引っかいても、しばらくの間、渋さが取れないので文字通り閉口した。干し柿を考えた先人の経験と知恵に感謝したい。

それではまた。


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2006年1月11日 (水)

日本放射光学会年会

先週末に名古屋大学で開かれた第19回日本放射光学会年会に行ってきました。天気は大雪という予報だったのですが、道中は心配したほどではなく、予定通りJRで名古屋に移動できました。今回私は発表しなかったのですが、共同研究者が以下の4つのポスター発表をしました。

遠赤外分光によるタンパク質の水和構造研究
FIRによる電解質水溶液の液体構造解析
遠赤外領域でのガン細胞特異的吸収波長の探索
みらくる20の赤外線ビームラインの現状

これらの発表での私の主な貢献はフーリエ変換赤外分光光度計(FTIR)での分光と水構造の解析です。最近、「みらくる20」からの遠赤外放射光をFTIRに取り込んでインターフェログラムを計測し、水の吸収スペクトルを求めることができるようになりました。ここで、「みらくる20」というのは立命館大学の山田教授(私の上司)が開発した小型シンクロトロンの名前です。

会場ではポスター発表をする学生に付き添いがてら情報収集をしていたのですが、同じ分野の発表の少なさが気になりました。「赤外」領域のポスター発表は上記の私たちのもの以外には、たった3件しかありませんでした。そのうちの2件が分子研のUVSORからの、1件がSPring8からのものでした。去年よりも少なくて、さびしかったですね。もったいない話なのですが、赤外放射光の利用者が減ってきているようです。新しいビームラインの立ち上げに関わっている私としては、はやく本格的な利用にこぎつけて、遠赤外(およびテラヘルツ)放射光の有用性をPRしたいと思っています。

ではまた。

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2006年1月 5日 (木)

柚と夏みかん

yuzu2-cいなかの庭になっていた夏みかんと柚。
夏みかんは初物。おいしかったです。かんきつ類では甘いみかんより、少しすっぱいもののほうが好きですね。ゆずは風呂に入れて香りを楽しみました。

ところで、無事に新年を迎え、本日から平常どおり研究を始めました。
抱負というほどではありませんが、どんな心配事やトラブルがあっても毎日を有意義に過ごしたいと思っています。学位をとって以来、これまでに五回身分(所属)が変わりました。ときに失敗もしましたが、どんな出来事でも慌てずに消化すれば貴重な経験になる、と言えることがささやかな誇りです。現在私がたずさわっているCOEのプロジェクトが来年度で終了するので、再び区切りを意識する年になりそうです。悔いのないようにしたいですね。

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2006年1月 1日 (日)

年始のご挨拶

nenga-c1 明けましておめでとうございます。このブログを読んでくださっている数少ない読者の方々に、謹んで御礼を申し上げます。本年もよろしくお願いします。

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