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2008年1月20日 (日)

クラムチャウダーの缶詰

Clamchowder右は妻の友達から送られてきたクラムチャウダーの缶詰。"The Black Pearl"(黒真珠)という名前の、ロードアイランド州ニューポートにあるローカルなレストランのブランドである。結婚前の事だが(ずいぶん前の事です)妻が一時期、この近所に住んでいたので、実際にこの店に入ったことがある。何を食べたか忘れたが、ホームページを見て建物と内装を思い出した。少し懐かしい。

ニューイングランドではどこでクラムチャウダーを食べても大抵おいしかった。私の好物である。わくわくしながら缶切りで開け、鍋に移し牛乳を加えて温めてから食した。缶詰とは思えぬ味。クラムチャウダーで満足したのは久しぶりである。宣伝するわけではないが、ネット上で販売しているようだ。

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2008年1月19日 (土)

トラックバックについて

読者の方々へ
年末に当ブログの公開設定を変えて以来、他のサイトからトラックバックされるようになりました。ほとんどが記事の内容と関係なく、無作為に行われているようです。気がつくたびにいちいち削除していましたが、意外と手間がかかり、煩わしくもあります。なので、よほどそぐわないもの以外は、放っておくことにしました。しばらく様子を見るつもりです。どうかご了承下さい。

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2008年1月18日 (金)

年金切り替えの手続き

自宅にいると妻から「暖房費がもったいないわよ」と言われるので大学に出ている。幸いまだ個人研究室を使えるので居場所はある。学生実験のレポートやテストの採点したり論文を書いたりという仕事をして過ごしている。

ところで先日火曜日、ハローワークで直近4週間分の失業保険受給の手続きをした後に、元同僚と社会保険事務所へ出向いた。失業に伴う私学共済年金から国民年金への変更をするためである。去年12月13日に市役所の年金課窓口で手続きをしたのだが、未だ振込用紙が送られてこない上に、最近「国民年金被保険者 資格取得・種別変更・種別確認届書」という書類と「国民年金保険料の納付窓口開設のご案内」という葉書が別々に送られてきた。葉書によると10月分の記録が未納だった。私のデータがきちんと処理されているように思えなかったし、この際なので年金記録を確認したかった。元同僚は年金番号を3つも持っているのでこれらを1つに統合するためであった。

受付で要件を告げると2階へ案内され5分と待たずに窓口の男性職員が対応してくれた。データを照会したところ、切り替えの処理は済んでいるとのこと。もうじき振込用紙は届くはずだが、すぐに用紙を作ってくれるという。その場で10月から12月の分を現金で支払った。そして1月以降は郵便局口座からの自動引き落としにした。

記録の確認のため、被保険者記録照会回答票という書類を出してもらった。領収書などの手元の資料と記録が一致した。国民年金納付済み月数86、全額免除月数43、共済組合等加入月数57。よって合計加入期間186ヶ月。300月以上納付すると65歳から受けられるとのこと。私の場合は114ヶ月、つまりあと9年6ヶ月以上支払うと年金を受けられる。ちなみに40年間払ったとすると1ヶ月に66,208円受給でき、保険料納付済期間が短い(40年に満たない)と基礎年金額は減額される。在学期間(平成3年4月から平成12年3月までの場合)で免除を受けた期間については、その期間を3分の1として基礎年金に反映されるらしい。

ついでに海外に住む場合の事を聞いておいた。二重加入の防止と年金加入期間の通算のための社会保障協定がいくつかの国と結ばれており、この協定を発効している国に住む場合には特例が適用されるとのこと。社会保険庁 

私は平成3年に法律が改正されて20歳以上が強制加入になって以来、被保険者である。しかし私には未納期間が9ヶ月分ある。これは大学院在学中に父が失業したときのもので、当時市役所の年金課窓口を訪ねて事情を説明したのだが、太った中年女性の職員に免除の手続きを拒否されてしまったためだ。前年度の収入で支払えという高圧的な対応であった。学生への配慮という点では改善されて、現在では学生納付特例制度があり、親の収入とは関係なく在学中に免除が受けられる。

今回対応してくれた職員の方は最後に、私たちが元大学教員であることを知ると、ほとんどの大学生はこの制度に該当するということを(できれば大学まで出向いて)学生に説明したいと言っていた。元同僚の用件と合わせて一時間以上もかかったのだが、適切な処理と丁寧な説明を受けることができ、誠実な印象を受けた。

ところで少し話は変わるが、「お金がなくても研究をして食べていけるだけでいい」と思っていてもそれは働ける間だけの話である、ということに最近気がついた。問題は定年後に起こる。65歳で定年して国民年金を受けたとしても、一月に最大6万6千円(この額よりかなり少ないはずだが、私学共済年金と生命保険会社のものが若干ある)。これだけでは到底暮らしていけないので、それなりの蓄えがなければなるまい。どれくらい必要になるか、計算してみた。

日本人男性の平均寿命は79歳であるから、65歳で定年した後14年分の蓄えがあれば足りる計算になる。(細かいことを言うと40歳での平均余命は40.25歳なので我々の世代では80歳程度が平均と見るべきだろう。しかも医学の発達にともなって今後さらに寿命が延びる可能性が高い。)しかしこれはあくまでも平均値に過ぎない。私の父方の祖父(享年95歳)や母方の祖父(享年93歳)のようには長生きしない、という保証はどこにもないのである。折に触れて私に年金を払っておくようにと言いつけていた父方の祖父のように95歳まで生きると、30年分の蓄えが必要となる。仮に年間300万円で生活した場合(贅沢はできませんね)、単純に30年分とすると9千万円ということになる。国民年金、共済年金等をもらったとしても、定年時に7千万円程度は必要になる。

研究者という職業は経済的な面でそれほど楽ではない。まずスタートの段階で学費という投資と在学期間という時間が必要となる。つまり大学院に入って博士号の学位を取らなければならない。その間収入がないだけではなく、奨学金という借金をする場合が多い。私の場合は大学院博士課程後期に日本育英会から約4百万円を貸りて現在返済中である。

留年や浪人をしないでカリキュラムどおりに博士の学位を取って大学院を修了すると27歳である。就職先がすぐ見つかったとして働き始めるのは早くても28歳。何もかもうまく行くとは限らないので働き始めるのは30歳前後と考えたほうがいい。私の場合、初めてフルタイムの博士研究員の仕事についたのは29歳の時だった。学位を取ってすぐ働き始めたとしても、定年までに35年程しか働けず、しかもその間に定年後の30年分の生活費を貯蓄する必要があるということだ。

学位取得後35年間で7千万円を積み立てるには、一年に2百万円ずつ貯金していく必要がある。ちなみに私は学位取得が96年だったので、この計算での現在の貯金高は2千2百万円になる。もちろんそんな大金があるはずがない。失業している暇はなさそうだ。

実際のところ、収入面で研究職を高給取りとは言いがたいし、終身雇用の身分にならない限り生活は不安定である。私は立命館大学で任期つきの助教授(2007年度から准教授)だったが、年収は5百万円台(妻からは安月給といわれてました)で、約4年半の在職中に昇給はなかった。それでも身分をもって研究できてありがたかった。

もし私が生涯賃金や定年後の問題を学生時代に知っていたとしても研究者を目指したであろう。何も後悔をしていない。しかしもっと経済の勉強をしておいたらよかったと思う。今からでも遅くなかろうから、このブログのタイトルを「健康的かつ経済的研究生活のすすめ」に変更しようかと検討中だ。というのは冗談だが、しばらくは経済的な問題に取り組むことになりそうである。

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2008年1月10日 (木)

「オバケの英語」で発音の勉強

英語教師の妻は「テレビ部屋」と呼んでいる居間に書類を積み上げている。(妻がだらしがないのではなく、広い家を買えない甲斐性なしの夫、私が悪いのであります。)でたらめではなく、参考文献、英字新聞、生徒の宿題などに分類して畳の上に並べているようだ。私がコタツでごろごろしていた時、たまたま山の一つに埋もれていた赤いカバーの本が目に入り手に取った。読み始めると意外に面白い。それが今回紹介する明川哲也、クレイグ・ステファン著「オバケの英語」という本だった。新品で読んだ形跡が無かった。どうせ無くなったことに気がつかないだろうと思い、しばらく持ち歩いて読了した。

この本には、ニューヨークに半年も住みながら英語がまるでしゃべれない主人公(身につまされます)が黒人の幽霊に英語を習うという物語に、英会話の上達法と英文のショートストーリー(朗読CD付)が挿入されている。

英文のショートストーリーを含め物語には好みが分かれそうだ。私はブルックリンに住んでいたことがあるので背景や主人公の気持ちがある程度理解できる。しかし主人公の人付き合いや幽霊の身の上話のような詳細を、誰もが楽しめるとは限らないだろう。私は作り物くさく感じた。

「キミの国が馬鹿にされるのはねえ、語るべきことを語る人がいないからなんだよ。英語はイギリスやアメリカだけの言葉じゃない。もはや賛否を問うまでもなく、現実として世界の共通語になっているんだ。国際会議で通訳をつけているのは日本の政治家だけだ。通訳がいなくなった瞬間、彼らはパーティー会場の片隅でハツカネズミのように丸くなって震えている。世界の笑いものさ」

とか

「まずは自らが正しい発音を心掛けること。それがもっとも大切なんだ。心配することはない。日本の受験英語にありがちな、単音だけ聞かせてどちらが正しいでしょうなんてクイズは実際の生活ではほとんどありえないことなんだ。リスニングのクイズで正答率が悪いからって、落ち込む必要はいっさいない。正しく話す者だけが正しく聞けるようになるのさ」

といったセリフはそれなりに面白い。しかし繰り返し勉強することを考えると発音の解説を物語から分けてある方が便利だ。この本の特徴は、発音記号の説明がわかりやすいこと、この一言に尽きる。例えば、発音記号のsと∫は、

舌先を上の歯の裏側に近付ける。そうしながら上下の歯で挟み込んだゴマを吹き飛ばす。これが無声子音sの音。

sh(ti)の発音∫は、舌先を下の歯の裏側に付け、歯と歯の間に挟まったゴマを吹き飛ばす。気流が命ってやつだ。

というユニークな方法で説明されている(口と咽喉の断面イラストつき)。私はこれを読んで初めてseeとsheの言い分けを意識してできるようになった。これまで教科書や辞書にある発音記号と口の断面図の説明を見ても、岡の上の水練のようで、身に付くように思えなかった。しかしこの本にある母音、子音のどの発音記号についても、口の開け方や空気の流れなどの表現が具体的でわかりやすく、自分にも習得できそうである。

私を含め多くの日本人は英語の発音が下手くそであり、学習に四苦八苦している。だからこのように発音をわかりやすく解説した実用的な本がもっと普及してほしいと思う。というわけでわがブログにてお勧めすることにした次第である。

それから個人の英語教材として使う場合には、映画台本のダウンロードやコピーが連邦法で許可されているとのこと。下にリンクしたホームページからダウンロードが可能である。ご活用されたし。

SimplyScripts (右サイドバーの"ScriptSearch"に映画のタイトルを入れて検索)
The Internet Movie Script Database (IMSDb)  (左サイドバーの"Search IMSDb"で検索)

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2008年1月 5日 (土)

明けましておめでとうございます

Nenga2008a2008年はどう転んでも苦戦することになりそうです。怯まないこと、やりたいことを後回しにしないことが今年の目標。何があっても突き進み、片っ端からブログのネタにしたいと思っています。どうか今年もよろしくお願いします。

大晦日に帰省して、昨晩帰って来ました。田舎ではパソコンとインターネットなし。携帯電話を持っていないので(私は電話を一日中持ち歩きたいと思わないですよ)、電話とメールもなし。飲んで食べてごろごろしてました。家族とゆっくり正月を過ごせるのはありがたいことですよ。

右は今年の年賀状のデザインです。絵は12月の結婚記念日に妻にプレゼントしたスイートピー。

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