最近、妻におこづかいを厳しく管理されている。先週末東京に行く前には、半年近く遡って貯金通帳にある出金の目的とクレジットカードの使途を追及され、たっぷりと冷や汗をかいた。もちろんおこづかい帳には監査が入り、毎日のおやつ代まで計算されて指導を受けるという情けなさ。しかしこれも失業中とあれば致し方あるまい。
仕事探しがままならなくとも、せめて社会保障についての情報を整理しておくことを心がけている。というわけで、今回の目的は私が立命館大学に在職していたときの年金記録を私学共済に問い合わせること。
私学共済の正式名称は日本私立学校振興・共済事業団と言い、年金を扱っているのは共済事業本部である。
日本私立学校振興・共済事業団は、ウィキペディアによると「私立学校の教育の充実及び向上並びにその経営の安定並びに私立学校教職員の福利厚生を図るため、補助金の交付、資金の貸付けその他私立学校教育に対する援助に必要な業務を総合的かつ効率的に行うとともに、私立学校教職員共済法(昭和28年法律第245号)の規定による共済制度を運営し、もって私立学校教育の振興に資することを目的として設立された(日本私立学校振興・共済事業団法第1条)文部科学省所管の特殊法人である。」という。要するに私立学校への支援事業と教職員向けの保険事業を行っている団体である。
共済事業本部業務部掛金課に電話で問い合わせたところ、私の在職中の記録はちゃんとあるという。きちんと書いたものが欲しいというと、「長期給付加入者記録票 再交付申請書」なる書類を取り寄せ、必要事項を記入して提出せよという。受け取っていないのに再交付は変だが仕方ない。言われたとおりに書類を作り送付した。申請書を共済事業本部に送付してから一週間ほどして「長期給付加入者記録票」が送られてきた。内容に間違いがないことを確かめて、一件落着。これですべての年金記録(国民年金と私学共済年金)の確認が終了した。
問い合わせのついでに、4年半ほどの加入でいくらぐらい年金がもらえるのか尋ねた所、まったく分からないとのこと。私が65歳になったときの物価や賃金、勤めていたときの給料や期間などによって決まるのだそうだ。どうやら物価スライド制(物価によって調整する方式)とマクロ経済スライド制(現役世代の負担能力の減少に応じて給付額を抑制する方式)のことを言っていたようだ。
額が分からぬのならせめてもと思い、「でも、年金がもらえることは確かですよね」と聞くと「ええ。25年以上納付すればの話ですが」と皮肉な調子である。現在の制度では25年に達しなければ、払い損になってしまう。状況によっては貯金したほうがまし、ということになりかねない。いずれにしろ、公的な年金はあまり当てにならないということか。
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