キダチアロエの花 その二
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先日、友人から翻訳の仕事を頼まれた。もちろん私ではなく、英語教員の拙妻を当てにしてのことである。内容は医学系の英語辞書の下訳。(下訳とは、推敲用の大まかな訳のこと。)当方はお金が欲しいし、翻訳とはどのような仕事なのかに興味があった。しかし妻は週に13コマの授業があって忙しいという。私だけでは締め切りに間に合わぬかも知れないという不安がある。だから依頼の700語(項目)のうち100語のみ引き受けることにした。
予想通り、妻は締め切り2日前になっても数語しか訳せておらず、あわてた。やはり片手間には難しい。内容はともあれ、結局私が半分以上を訳した。ちなみに報酬はおよそ5万円。
医学用の辞書なので、ほとんどが専門用語である。たとえば、咽頭弓動脈、前烏口骨、血小板第3因子、プラスミノゲンアクチベーター阻害剤といった日本語でも聞いたことがない単語がどんどん出てくる。
自宅に医学系の辞書類を置いていないため、もっぱらインターネットのお世話になった。おかげでいちいち図書館に行かなくてすむ。せっかくなので役にたったサイトを紹介。
特にWeblioは医学だけでなく自然科学など広い分野の辞書が含まれていて自分の研究にも役立ちそうである。
一方で、意味が理解できてもその言葉に対応する日本語がわからなかったりする。"physical activity pyramid"は画像検索で実物を見つけて納得するも、何と訳してよいのかわからないので勝手に造語した。下訳なので厳密さは要求されないが、すっきりしない作業である。
"priming"の場合は"IV bag"と一緒に動画検索して看護士向けらしきビデオ教材を見つけ、透析用器具の組み立てのレクチャーを受けた。チューブに気泡が入らないようにする作業のことだとわかって、なるほどと思う。やはりインターネットの検索機能は素晴らしい。
最後に全般の感想だが、慣れないせいもあって時間がかかってしまい、時給に換算するとそれほど割のよい仕事にはならなかった。しかし自宅でできる内職だと思えばそれほど悪くないし、クリスマス前のケーキ工場でアルバイトをするよりはずっとよい。初めての翻訳の仕事で好奇心が満足した。
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本日、第40回守山ハーフマラソンの一般男子1部(18から44歳)に参加した。久しぶりに長距離走の大会である。前回走ったのが3月のヨロンマラソンだったので、9ヶ月ぶり。妻は無理するなという。「あんたが完走しなくてもだれも困らないけど、怪我したら私が迷惑するのよ。」とのこと。
会場は琵琶湖大橋のそばにある守山陸上競技場。コースは平坦で道路の幅が比較的広くて走りやすい。天気は曇りで風がほとんど吹いておらず、マラソン日和だった。
しかし何度走っても長距離走は苦しい。残り何キロ、なんて考えているとますます辛くなる。だからとにかく今走り続けることだけに集中する。とにかく進むしかない。止まればそこでレースが終わってしまうから。なんだか人生に似ていなくもない。
自分のペースを守って無事に完走した。記録は1時間52分44秒。順位は597人中352位。先月の風邪が長引いたせいで、ろくに準備をしていなかった。それにしてはよい成績で満足。帰りに守山駅で食べたラーメンがおいしかった。機嫌よく帰宅。
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