トンボのヤジロベエ
旅行の日記をアップロードした。やっと荷解きが終わったような気がする。ほっとして気が緩んだのか、少し体が重い。たった三泊四日だったけれど、もっと長かったように感じる。
大陸の大河を見てみたかった。だけど実際にメコン川の前に立ったとき、知ってはいたが、茶色い水の色に驚いた。まるで泥が流れているようで、お世辞にもきれいとはいえなかった。だが、水面下の見えぬ不気味さ、両岸に生い茂る植物、そして夜の闇。圧倒的な存在感があった。行ってよかったと思う。
島でのホームステイは、メコンデルタの自然と共存する生活がどのようなものかを見せてくれた。一泊の居候だから楽しかったが、生活するのは無理だろう。この島でさえ、最低限の電気とガス、船の燃料、そしてお金の流通がある。人間はインフラなしでは生きていけないことを実感する。蛇口をひねればきれいな水が出て、近所にコンビニがあって、119番に電話をすれば救急車が駆けつけてくれる。こんな社会に住めてありがたいと思う。
おいしいものを食べるという旅の目的をベンタイン市場で果たした。食の安全はちょっと気になるが、確かめようもない。だがベトナムの人たちの味覚は信頼できる。ぜひまた行きたい。
家のドアを開けた瞬間、日常生活に戻る。妻は取りためた「ゲゲゲの女房」を観る。私は4日分の新聞を読む。スシローで嬉々として食事をし、湯船に浸かりながらブログのネタを考える。そして自分はなんて恵まれてるんだろう、なんて思う。
下はベンタイン市場のそばの露店で買ったトンボのヤジロベエ。
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