2011年12月27日 (火)

日商簿記3級に合格した

先日受けた日商簿記3級の合否通知書が商工会議所から届いた。合格していた。合計点は78点。1問から5問までの得点を見ると大体予想通りだった。うれしいと言うほどのことではないが、一区切りついてほっとした。

妻は冷ややかである。セグウェイの発明で有名なディーン・ケーメンは会社を設立する前に簿記の資格なんて取らなかっただろう、などと知ったようなことを言う。まず発明をして金を稼げ、会計はそれからでいいと言いたいのだろう。確かに、エジソンやスティーブ・ジョブスが簿記の勉強をしたなんて聞いたことがない。

強気の妻は、事業計画書を作れ、そして毎日少しでも目標に向かって進めという。私もそれがいいと思う。だけど私が考えているのは、発明家を気取って起業する、なんて大それたことじゃないのだが・・・。非常勤講師の合間に少しでも自分の専門を生かせる仕事をしたいと考えているだけ。世間の役に立って、副業としての収入があれば御の字。でも考えるのはタダだから、しばらくは社長になった自分を妄想することにする。

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2011年11月28日 (月)

日商簿記3級を受験した

先々週の日曜日、11月20日に日本商工会議所および各地商工会議所が主催する第129回簿記検定試験3級を受けた。大半の問題を解くことができたので、ひどい勘違いをしていなければ通っているはず。100点満点のうち70点以上取れば合格。合格発表は12月7日。郵送で通知される。

簿記は帳簿記録の略。会社の経済取引を記録する記帳方法のこと。簡単に言えば、小遣い帳を複雑にしたもの。3級だと、商店や中小企業の経理事務に必要な基礎知識が身につく。これからの人生でチャンスがあれば起業したいと考えている。いつまでも誰かに雇ってもらえるとは限らない。私は労働者として権利を主張するよりも、社会的に自立したいと思う。だから簿記の勉強を始めた。今回の試験は力試しのために受けただけなので、合格しなくても困らない。

3級簿記用の参考書と問題集を買って独習した。処理の流れを理解してしまえば、難しいところはあまりない。取引をしたら、仕分けして勘定に書き写す。決算の時に勘定を集計して試算表を作り、これをもとに貸借対照表と損益計算書を作成する。さまざまな種類の取引の記録方法や損益の計算方法などを覚えて使えるようにするのに時間がかかった。

勉強のおかげで簡単な経理関連の書類が読めるようになったのがうれしい。経済関連の新聞や雑誌の記事の意味が以前よりわかる。少し世界が広がったような気がする。

出題は5問。第1問は仕分け。これは難しくない。今回の第2問は利息の補助簿から。あまり覚えていない項目で、今回の試験で唯一よくわからなかった。第3問は合計試算表、第4問が伝票。インターネットで専門学校が出している解答速報を見たところ、どちらも問題なし。第5問は決算日の処理。損益計算書と貸借対照表の合計金額が速報の値と合っていたので、大筋でちゃんと解けたと思う。結果が分かったら報告する予定。

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2011年5月 6日 (金)

「授業の基本」研修会に参加した

先週の金曜日、4月29日に滋賀県立大学での2011年度「授業の基本と授業づくり」研修会に参加した。時間は10:10~17:45で、ほぼ半日。講師は倉茂好匡先生。

第1講と第2講は分かりやすい授業のやり方に関する講義で、第3講は授業作りのワークショップ。講義では実際によい授業と悪い授業を演じて見せるなど、とにかく具体的で分かりやすい。3m先の床めがけて声をたたきつける感じで話すとか、チョークを人差し指で押さえて鋭角で黒板にあてる、などの基本的なスキルから始まって、ヤマの定め方や教材研究のポイント、発問の目的といった授業の作り方の要点にいたるまで、豊富な経験談を交えての説明には説得力があり、かつ実践的な内容だった。

じつは倉茂先生は、私が非常勤講師をしている環境物理学実験の取りまとめ役で、私は普段からお世話になっている。毎年、実験を始める前に、「誤差の処理」について私が2コマの講義するのだが、後で丁寧なアドバイスをくださったりする。今回の研修を受けて、このアドバイスを見直すと、なるほどと思うことが多かった。

この研修会は関西地区FD連絡協議会という団体との共催イベントとのこと。帰りに参加証明書を頂いた。FDというのはFaculty Developmentの略で「大学教員の教育能力を高めるための実践的方法」のこと。最近、大学の授業を改善しようという活動が盛んになりつつあるようだ。

私は大学生のとき教職をとっていなかったので、授業のやり方を習うのはこれが初めてだった。正直なところ、ほんの基本だけでも知っていればよかったと思う。同じ教材を使ったとしても、人によって教え方が違ってくる。だから自分なりの方法を考えなければいけない、というところが一番心に残った。

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2009年12月23日 (水)

翻訳のアルバイト

先日、友人から翻訳の仕事を頼まれた。もちろん私ではなく、英語教員の拙妻を当てにしてのことである。内容は医学系の英語辞書の下訳。(下訳とは、推敲用の大まかな訳のこと。)当方はお金が欲しいし、翻訳とはどのような仕事なのかに興味があった。しかし妻は週に13コマの授業があって忙しいという。私だけでは締め切りに間に合わぬかも知れないという不安がある。だから依頼の700語(項目)のうち100語のみ引き受けることにした。

予想通り、妻は締め切り2日前になっても数語しか訳せておらず、あわてた。やはり片手間には難しい。内容はともあれ、結局私が半分以上を訳した。ちなみに報酬はおよそ5万円。

医学用の辞書なので、ほとんどが専門用語である。たとえば、咽頭弓動脈、前烏口骨、血小板第3因子、プラスミノゲンアクチベーター阻害剤といった日本語でも聞いたことがない単語がどんどん出てくる。

自宅に医学系の辞書類を置いていないため、もっぱらインターネットのお世話になった。おかげでいちいち図書館に行かなくてすむ。せっかくなので役にたったサイトを紹介。

WebLSD ライフサイエンス辞書オンラインサービス

Weblio 英和和英辞典

医歯薬英語辞書

特にWeblioは医学だけでなく自然科学など広い分野の辞書が含まれていて自分の研究にも役立ちそうである。

一方で、意味が理解できてもその言葉に対応する日本語がわからなかったりする。"physical activity pyramid"は画像検索で実物を見つけて納得するも、何と訳してよいのかわからないので勝手に造語した。下訳なので厳密さは要求されないが、すっきりしない作業である。

"priming"の場合は"IV bag"と一緒に動画検索して看護士向けらしきビデオ教材を見つけ、透析用器具の組み立てのレクチャーを受けた。チューブに気泡が入らないようにする作業のことだとわかって、なるほどと思う。やはりインターネットの検索機能は素晴らしい。

最後に全般の感想だが、慣れないせいもあって時間がかかってしまい、時給に換算するとそれほど割のよい仕事にはならなかった。しかし自宅でできる内職だと思えばそれほど悪くないし、クリスマス前のケーキ工場でアルバイトをするよりはずっとよい。初めての翻訳の仕事で好奇心が満足した。

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2008年9月 5日 (金)

第二種電気工事士の試験に合格しました

先日受験した第二種電気工事士の技能試験の結果が発表されたので、電気技術者試験センターのホームページの合格者受験番号検索で確認したところ、合格していました。少しほっとしてます。

来週以降に郵送されてくる試験結果通知書をもって県庁に行き、免状交付申請をおこなうと免状がもらえるそうです。趣味の電気工事はそれから。ささやかな目標は屋上に太陽電池パネルを置いて、その電力で書斎にエアコンを入れること。涼しい書斎が欲しいです。

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2008年7月29日 (火)

第二種電気工事士の技能試験を受けてきました

週末に第二種電気工事士の技能試験を受けました。大きな間違いをしていなければ合格していると思います。結果の発表は9月5日なので、またその頃に報告します。

試験は、配られた図面と材料で工事を完成させるというもの。工具は自分のものを持ち込みます。試験時間は40分。難しくはないのですが、すばやく正確に作業する必要があります。

筆記試験の後、一ヶ月間ほど電気工事の練習をしていました。ほとんどがケーブルストリッパーや電工ナイフなどの工具の使い方になれるためのトレーニングです。電線の接続だとか器具の取り付けといった工作はけっこう楽しいですよ。免状をもらったら日曜電気工事が趣味になりそうです。「何のためにそんな資格取るのよ!」と言っている妻には内緒ですが。

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2008年6月29日 (日)

ヤフオクで不用品を処分

最近、インターネットオークションを始めた。自宅で場所塞ぎになっている不用品を処分することと、ちょっと収入の足しにする、ということが目的。一石二鳥である。たいした額ではないが、最近削られた小遣い分程度になる。(せこい話だが、失業中なので小額でもありがたいのですよ。)売るものがなくなればすぐにやめるつもりであるが、せっかくなので気がついたことを書いておくことに。

今回、ヤフーオークションに登録した。私は学生時代に購入したレーザーディスクのソフトを出品して、これまでに十本ほど売ることができた。すでにプレーヤーを廃棄してしまい観ることができないので、私にとっては全くの不用品だった。今どきレーザーディスクなど時代遅れで、ブックオフでも買い取ってくれない。処分できず、書斎の本棚をどーんと占領していたのである。

しかしヤフオクでは参加者が多いため(利用者数は600万人だそうです)、普通のリサイクルショップや古本屋で扱っていないものでも買い手が付く。なにしろレーザーディスクの音楽ソフトを扱うカテゴリーがあって、クラシック音楽のソフトだけでも数百の品物が出品されている。日本中からアクセスできるインターネット上の大きな市場に個人で参加できるというのが利点。

ただし、大した額にはならない。私はオペラのソフトを出品したが、相場は一タイトル数百円から千数百円である。(ちなみにオペラのソフトはオーケストラと歌が聴けて、舞台が楽しめて、しかも字幕付、というお買い得品である。)オークションなので、欲しい人が複数いればセリになって価格が上がる。これまでに最も高く売れたのはプロコフィエフ「炎の天使」の五千五百円、次がワーグナー「ワルキューレ」の二千六百円。有名なオペラが高く売れるとは限らない。それからワーグナーのオペラにはファンが多いようである。

ただしこれで安定した収入を得ることは至難の業である。例えば、千円前後の商品を扱って一ヶ月に十万円の売り上げを得るためには、百点程度の品物を売らなければならない。品物を仕入れ、市場調査をして値段をつけて出品し、オークションが終わったら落札者と連絡を取って入金を確認、商品を包装して発送する、という作業はけっこう手間と時間がかかる。

ビジネスとして売り上げを伸ばすには、商品の数を増やすか、より高額なものを扱わなければならない。しかし一人で扱える数は限られているし、かといって高額なものを効率的に仕入れることは容易ではない。(まあ楽な商売など無いということでしょう。)

ところで以前、大学などの公的研究機関を対象にした中古実験機器のインターネットオークションを開いたら、需要があるのではないかと考えたことがある。大学の実験室ではプロジェクトが終了した等の理由で使われなくなった装置や器具がひっそりと保管されていることが多い。そのような品物を扱う中古品売買の市場ができればそれなりのビジネスになる、というわけだ。

用の済んだものを売って必要なものを買うというのは、広い意味での研究費の効率的な使い方である。さらに実験装置の有効利用であり、短期間だけ機器が必要という需要に答えることができる。

そこで大学の事務の人に、不要な備品を売買する可能性を尋ねてみたことがあるのだが、大学という組織では制度的に物を売って収益を得ることはできないそうである。「血税で購入した備品で収入を得ることはできない」とのこと。なるほどと思いつつ、ちょっとニュアンスが違うなと感じた。どちらにしろ日本中の大学の財産管理制度を変えるなど私の手に余る仕事なので、しかたないとあきらめた。

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2008年6月 9日 (月)

第二種電気工事士の筆記試験を受けた

今日(6月8日)、第2種電気工事士の筆記試験を受けました。満点が100点で、60点以上取ると合格という試験。解答速報を見て採点したところ80点だったのでひと安心。7月に実技試験があって、これに合格すると資格が得られる。

電気工事士というのは、一般用電気工作物および自家用電気工作物の工事に関する専門的な知識を有するものに都道府県知事により与えられる資格で、免状の種類により第一種と第二種があり、第二種電気工事士になると一般用電気工作物(一般家屋、小規模商店、600V以下で受電する電気設備等)の工事に従事することができる。

要するに電気屋さんの資格です。試験は財団法人電気技術者試験センターが年1回実施。筆記試験の内容は電気に関する基礎理論、配電理論及び配線設計、電気機器・配線器具並びに電気工事用の材料及び工具、電気工事の施工方法、一般用電気工作物の検査方法、配線図、一般用電気工作物の保安に関する法令といったもので、解答は四肢択一のマークシート方式。

この一ヶ月ぐらい、毎日欠かさず夕食後に試験勉強をしていました。(昼間は論文を書いたり、講義の準備をしたりで、研究者として生きております。)理解できなくて難しい、という問題はほとんどないのですが、電線の種類や規格、配線工事の施工方法、電気用品の名称といったものになじむのに時間がかかりました。ローゼットだとかメタルラス張り、線ぴなどといった言葉が出てくると、まずそれが何なのかを調べることから始めるといった具合。しかし知識が増えるにつれて、駅や校舎などで露出している配線がどんな施工をしているのか気になったりして、ちょっと新鮮な感覚でした。

試験では一般住宅や商店の配線図が丸々そっくり出るので(今回は木造3階建住宅でした)、準備を始めた頃は複雑さに面食らっていましたが、参考書を最後まで勉強すると、「なるほどなあ」とか「自分ならこんな配置にしたい」と図面を面白く読めるようになりました。(自分の家を持つときが来るのかどうか分かりませんが・・・)

私は抽象性の強い基礎科学の分野で仕事をしていますが、研究の幅を広げるという点でも、一つくらい実用的な技能を持っているのも良いのではないかと思います。

そもそも、なぜ電気工事士なのか。もちろんその第一の動機は実験技術のささやかなバージョンアップです。電気工事の専門家になりたいというわけではありません。実験室では電気機器を多く扱うので、ちょっとした配線をする必要がたまにあるのですが、学生の頃から専門知識がないことが気になっていました。この際なので取ってしまえ、というのが受験のいきさつ。

というわけで、来月、実技試験が終わったら報告します。
それではまた。


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