2010年11月 4日 (木)

研究論文が雑誌に掲載されました

私が携わった研究の論文がSpectrochimica Acta Part A: Molecular and Biomolecular Spectroscopyという雑誌に掲載された.表題などは以下の通り.

N. Miura, H. Yamada, and A. Moon, "Intermolecular vibrational study in liquid water and ice by using far infrared spectroscopy with synchrotron radiation of MIRRORCLE 20", Spectrochim. Acta A, 77 (2010), pp. 1048-1053.

アブストラクトなどを下のScienceDirectのリンクから見ることができる.
http://dx.doi.org/10.1016/j.saa.2010.08.071

これは立命館大学COE推進機構に所属していたときに行ったもの.「みらくる20」という小型のシンクロトロンで発生させた赤外放射光を利用して水と氷の遠赤外吸収分光を行った.40cm-1(つまり1.2THz)付近に観測される吸収ピークが水の液体構造に特有な集団的振動(collective vibrations)に起因するものであることを見出した.

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2010年3月22日 (月)

そろそろ年度末

今日もお散歩日和のよい天気。つれづれなる時間を過ごす。この学会で今年度のイベントがほぼ終了。チェアプロフェッサーの契約が年度末で切れるので、SRセンターの仕事はあと数日でおしまい。新年度に向けて頭を切り替える時期である。岡山に来たのはよい気分転換だった。明日帰宅の予定。

今日の夕飯は郷土料理のばら寿司。具に焼きアナゴ、しめサワラ、エビ、ハマグリの佃煮が乗っているちらし寿司である。しめサワラがよい。それから黄ニラ、シャコのにぎりなど。

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2010年3月20日 (土)

岡山大学での物理学会

岡山駅西口から臨時バスに乗り、朝8時半に岡山大学津島キャンパスに着いた。午前の前半のセッションで座長をするため。時間を気にしたり質問を考えたりと気の抜けないお仕事である。その後に自分の発表。実はこちらのほうが気が楽だったりする。ただ、もう少し研究が進んでから話したほうが良かったというのが正直な感想。だが発表することで一つの区切りになる。それに人に話すことで考えがまとまったりアイディアが出たりするので、それなりに収穫がある。

午後からはまったりと過ごす。夕飯はドミグラスソースかつ丼石焼チャーハン。シーザーサラダと中華スープと杏仁豆腐のセットという不思議な取り合わせ。かつ丼チャーハンはスプーンでかき混ぜて食べる。満腹。

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2010年3月19日 (金)

岡山に移動

今日は久しぶりの快晴。透き通った空を眺めて電車に揺られているうちに岡山に着いた。乗り換えの時間を含めて4時間弱。あまり遠くに来た気がしない。ビジネスホテルにチェックイン。早く寝て明日に備える。

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2010年3月18日 (木)

青春18きっぷの旅

草津から岡山までの電車賃は片道四千三百十円。交通費を少しでも節約するために金券ショップで青春18きっぷを購入。3回分(つまり2回分使用済み)で七千五百円。往復で2回分使ったら、残りの一回分を金券ショップに売るつもり。

自転車で行こうとしていたら、妻に「遊びに行くんじゃないのよ」と言われてあきらめた。ごもっとも。明日移動の予定。

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2010年3月17日 (水)

発表の準備

今週土曜日に日本物理学会第65回年次大会(岡山大学)で発表の予定。題は「植物組織における電気信号の回路解析」。始めてからまだ一年ほどしかたたない研究で、初めて話す内容なので少し緊張している。

生物物理に分類される内容だが、他に似たようなことをしている人を見たことがない。必ずしも物理学会向きの内容ではないのだけど、年度内で他に適当な発表場所が見つからなかった。だからなじみのある物理学会で、ということにした。

以下、概要です。

植物組織における電気信号の回路解析
立命館大学総合理工学研究機構SRセンター   
三浦信広

近年,植物において活動電位のような電気信号が存在し,オジギソウの接触傾性運動や受粉時における呼吸の増加といった生理学的な活動を伴って発生している,という報告がなされている.しかしながら,このような信号がどのように制御されているか,あるいは植物の様々な反応が電気信号とどのような関係にあるのか,といった基本的な性質がまだ十分には理解されていない.

一方,イカの巨大神経軸索は電気的な等価回路で示すことができ,それが電気ケーブルと同一であることはよく知られている.植物中で電気信号が伝送されるとすれば,植物組織を電気回路と見なして解析することができるはずである.

この研究では植物組織を四端子回路網として扱い,測定と解析をおこなった.アロエなどの植物の葉や茎に電極を取り付け,ジェネレーターで発生した電気信号を入力した.伝送された信号を出力用の電極で受けてオシロスコープで記録した.この信号をもとに等価回路を求め,植物組織の伝送線路としての性質と伝送メカニズムについて検討した.

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2010年3月16日 (火)

新しいパソコン

今まで使っていたノートパソコンのモニターに不具合が発生。モニターを開く角度によって表示しなくなる。おそらくヒンジ部分の接触不良。自宅で使用する場合は別の液晶モニターで表示すればよいのだが、今週末に物理学会で発表の予定がある。会場ではプロジェクターに自分のパソコンをつないでスライドを映すのだが、壊れかけたパソコンではすごく不安。なので急遽、プレゼンテーション用にパソコンを購入することにした。

週末に近所の電気屋さんでネットブックを選んだ。工人舎のMTシリーズ。5年保障込みで五万九千円也。もちろん自費。モニターが小さいけれど文句は言えない。プレゼンテーション兼旅行用と目的を限定しているので十分である。

さっそくソフトのインストールを行う。まずパワーポイントとグラフ作成ソフト。次にネット上の無料のソフトをダウンロードする。ファイアーウォールのZoneAlarm、アンチウイルスソフトのAVG、ブラウザのFirefox

使ってみるとそんなに違和感がない。一日中小さなモニターを覗き込んで作業してたら疲れるだろうが、メールとインターネット程度なら平気。なんだかんだ言っても新品はうれしい。

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2007年9月30日 (日)

WIRMS2007に参加

9月26日から28日まで淡路島に行き、4th International Workshop on Infrared Microscopy and Spectroscopy with Accelerator Based Sources (WIRMS2007) という国際会議に参加した。参加者が100人程度のこじんまりした会議である。しかし比較的限られた分野の専門家が世界中から集まっているので、密度の濃い議論ができてよかった。

私はポスターセッションで2件発表した。(1件はオーラルセッションに申し込んでいたのだがポスターセッションにされてしまったため。)それから、所属長の山田教授が他の用事で参加できなくなったため、共同研究者の私が代理でオーラルセッションで発表した。この期間に、他の参加者の方々と直接議論することができたし、仕事探しの機会としても活用させてもらった。

契約の終了という落ち着かない時期と重なったのだが、一つの区切りという意味でよかったと思う。明日、立命館大でのサテライトミーティングに出る予定。

下は淡路島側から見た明石海峡大橋。全長約4km、世界最長の吊橋であるそうだ。

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2007年6月19日 (火)

淡路島でのWIRMS2007に参加登録

今年9月25日から開かれる"Infrared Microscopy and Spectroscopy with Accelerator Based Sources"(WIRMS2007)に参加登録した。

この会はシンクロトロン放射や自由電子レーザーといった加速器技術で発生する赤外光を利用した分光法をテーマにした国際会議で、私は口頭発表とポスター発表を各一件行う予定。(それと、しばらく前にLocal Steering Committeeという役目を仰せつかった。まだ何もしてないけれど。) これらの発表が、時期的に現在の身分での最後の仕事になる。今後この分野で研究を続けられるとは限らないのだが、できるだけ多くの人と直接意見交換をして内容を深めたい。

9月末の契約の終了が近づくにつれて、ヒシヒシとしたプレッシャーが日増しに強まるのを感じる。だが私のこれまでの転職の経験から言って、焦ってジタバタするとろくなことがない、ということだけは確かである。今の目標は、現在の研究を論文にまとめることと、次の仕事を探すこと。できるだけ規則正しい生活をして、慌てずに効率よく物事を進めることを心がけている。

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2007年3月18日 (日)

学内での国際シンポジウムで講演

3月14日と15日に学内で"Rits-PAS Jpint Symposium"という国際シンポジウムが開かれた。この会議は大学間の国際連携に関連したもので、主な参加者は、ポーランドから来日した3人の研究者と学内の化学系の先生方だった。出席者が20人ほどの少人数の会合で、休み時間や食事の時間も含めてゆっくりと議論できたのがよかった。

私はシンポジウムの責任者から依頼され、45分の時間をもらって話をした。小さな会であっても、呼んでいただけるのはうれしい。1月のシンポジウム以来の英語での発表だったのだが、準備が間に合わず、当日少し不安が残った。本番ではそれほど大きな失敗はなかったが、準備した内容が多すぎて、説明が中途半端になってしまったところがあった。せめて一度くらいは、実際に声を出して練習すべきだったと反省している。しかし、研究内容に関しては、私が直接にコメントを聞いた限りはとても好評だった。

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